なまえ　「みてみて、」 のワケ

私たちについて

みなさんは、「児童養護施設（ジドウ ヨウゴ シセツ）」をご存知でしょうか？

家族と一緒に暮らすことが難しい事情のあるご家庭からお子さんをあずかり、子どもの成長を育む場所を、児童養護施設と言います。
現在（2023年度）は全国で約600箇所あり、約23,000人の子どもたちが児童養護施設を2つ目のおうちとして暮らしていて、それぞれの施設から学校や幼稚園に通っています。
滋賀県には、児童養護施設は4つあります。

守山学園は、昭和34年に、現在の守山市立河西小学校のすぐそばに誕生し、現在64年目です。
これまで多くの子どもたちと多くの職員が、守山学園で生活を共にしてきました。夏の暑い日も冬の寒い日も、常に多くの「声」が飛び交い、にぎやかな日々を積み重ね、2022年度に笠原園舎を建て替えた現在も、子ども職員ともに元気に生活しています。
現在の守山学園は、子どもたちそれぞれのペースで生活が過ごせるよう、また個別な関わりが日常的であるように、1ホーム4～6人で構成しています。

また、社会的養護（シャカイテキ ヨウゴ）という言葉があります。
子どもは家族だけではなく、学校や地域の方々や施設といった地域みんなで育みましょう、子育てに困っている家庭を社会で支えていきましょうという意味です。
守山学園は、児童養護施設として、その機能の一端を担っています。
また、児童家庭支援センター『にほ』と地域連携室は、主に地域で子育てをされている方々のサポートを行っています。子育ての苦楽をともにしながら、いろんな地域のネットワークを構築しつつ、子どもとおとなの笑顔が少しずつ増えていくことを願っています。

• 児童養護施設は、児童福祉法第41条で規定されている、第一種社会福祉事業の児童福祉施設です。
  児童養護施設の対象年齢は、概ね2歳～18歳と定義されています。
• 児童家庭支援センターは、児童福祉法第44条に規定されている、第二種社会福祉事業の児童福祉施設です。

 

社会福祉法人 ひかり会　守山学園

守山学園ホームページ

 

守山学園 地域連携室

これまで「守山学園」は、滋賀県守山市の地で児童養護施設を運営し、入所した子どもたち一人ひとりに向きあい養育をしてきました。
「もっと地域に貢献できないか」「地域の方々の声を聴きたい」との思いから、創立60周年を迎えた平成31年4月、市内の中心に守山学園の地域の窓口として「守山学園 地域連携室」を設けました。ここでは、地域の方のお話を伺い、よりよい生活について、一緒に考えるお手伝いをしていきます。
また、子育て短期支援事業（ショートステイ・トワイライトステイ）の受け入れ窓口も行っています。

 

「守山学園 地域連携室」「相談支援事業所 ゆかり」リーフレット

 

守山学園｜地域連携室

子育て相談

どなた様もご利用いただけます。
子育ての事、家族や学校の悩み、などお話をうかがいます。必要に応じて、市町の行政機関（家庭児童相談室・発達支援センター等）、子ども家庭相談センター、学校園等と協力することもあります。
「話をきいてもらってすっきりしたい」だけでもかまいません。まずは、お気軽にご連絡下さい。
予約は不要ですが、小さな相談室のため一組ずつの対応となりますこと、ご了承ください。◆秘密厳守します◆相談料はかかりません

 

ご相談時間・アクセス

JR琵琶湖線「守山駅」西口
バスターミナル1番より
近江鉄道バス「河西口」バス停下車、徒歩15分

子育て短期支援事業

子育て短期支援事業（ショートステイ・トワイライトステイ）とは、病気や出産、仕事等の理由で、保護者が一時的に家庭での養育が困難な場合、お子さんを施設でお預かりすることができる事業です。

• 「入院が必要になったけど、子どもを見てくれる人がいない」
• 「冠婚葬祭に子どもを連れていくことが出来ない」
• 「仕事で出張が入った」

守山学園では、守山市、野洲市、栗東市、草津市、湖南市、近江八幡市の委託を受けております。まずは、お住まいの市の担当課にお問い合わせください。

詳細・お問い合わせ窓口